どうも、スリム侍です。少し調子を崩したものの何とか復活!
今日は先日買ったこの書籍、
「入門!岡本太郎」とそれに付随する話。
偶然見つけて買ったのですが、やはりこの方の作品は凄い…!
さて、いつもなら説明から入る所ですが流石に「岡本太郎」を知らぬ人はおるまい、というわけでほぼ省略。一応「太陽の塔」の作者で「芸術は爆発だ」と言った人ですね。
私はデザフェスからこっち「自分も何かを作りたい!」と思い色々やっているわけですが、その一環(参考資料探し)として病院の待ち時間を潰しつつ最寄りのヴィレヴァンへ行く事に。棚をぶ~らぶ~ら見ているとバチッ!と出会ったこの本を買いました。
早速待合室に戻りなが~~~い待ち時間に読んでいたわけですが、これがもう最高の作品達と金言至言の嵐…!生まれが関西の私は「太陽の塔」自体には馴染みが深いのですが、制作の経緯や込められた意図、入った事の無い内部の解説なども盛りだくさんで、昔から見ていたモニュメントへの理解もぐっと深まったような気がします。
ドンドンと読み進めていくたび「写真でもこんな迫力を感じるなら、実物はどれほどすごいんだろう」と思っていたら、書籍の最後に現存する作品の所在をまとめたマップが付いていて、見事にかゆい所に手が届く…! 特に、昔写真で見て心を奪われた巨大壁画「明日の神話」は渋谷駅に有り「岡本太郎記念館」も表参道に有るとの事、作品に関する知識も以前よりは増えたのでまた近々行くことに決めました。
そんな訳でドヨンとした気分も吹き飛んで、待ち時間も有意義にスルー。そして創作意欲は倍増。そんな私が病院を後にし飛び込んだのは画材屋さん。
(総額2000円ほど。偶然セール中でお安く買えました)
店員さんにも見繕ってもらいながらいろいろと買ってきたわけですが、素人にも優しく対応してもらえ、次回から画材屋さんに入るハードルが下がったのも予想外の収穫。
今回買った絵具は「極力原色に近い奴でこの色を下さい!」とお願いしたのですが、「少し色が見分けづらいので…」と理由を話すと「きっと他の人と少し違う絵が描けますね!」なんてエールも貰え、また画材を買う時はこのお店に来ようと思いました。
※ただのセールストークかもしれませんが真意はわからないので、いい方に捉えています。「シュレディンガーのセールストーク」です。
そんなこんなでここ数日絵を描いていますがブログに上げるかはまだ未定。ですがとりあえずめちゃくちゃ楽しい!!ので続けるつもり。コツコツ描いていれば、そのうち人様にお見せできるものもできるでしょう、多分。
さて、ここまで長くなりましたが、最後に「入門!岡本太郎」の序文から編著者である平野暁臣氏の文章を(今改めて読むと更に心に響いたので)一部引用し、今回の記事の締めとさせて頂きます。
(前略)本書を手に取ったみなさんはいま、TARO WORLDのゲートに立っています。(中略)ただ、ひとつだけたしかなのは、太郎を知らないより知って生きるほうが格段に楽しいということ。本書を海図に、岡本芸術に漕ぎ出してみませんか?
その先には冗談抜きで「この世のすべて」が有るのかもしれない…なんて思っています。
一緒に行くクルーは絶賛募集中。
まぁ一人でも行くしかないのですが。
それでは、今回も読んで頂きありがとうございました。
皆さんまた明日。