発達障害がなんかやる

興味のあることを手あたり次第 かじっていくブログ

ドンドゥルマの思い出。

 どうも、連日の猛暑で既にやや夏バテ気味のスリム侍です。

 元々食欲が無いのも合わさって、ご飯用意するのが本当にしんどい!ので、今日の晩御飯はおとなしくコンビニ飯にすることに。

冷やし中華を買って、また同じような時のためにカップ麺も買い込んで、ついでにアイスでも…と「もっちりのび~る トルコ風アイスを買ってきました。

 

www.family.co.jp

 

 「久しぶりに食べたなぁ」なんて思っていたら「復刻・限定商品」らしく、しかも今期の発売日は昨日。ドンピシャで食べれたみたいで、なんだか嬉しくなると同時に「そもそも今、普段は売ってないの!?」というショックも感じる事に。

 

…とはいえそんなに食べてないから、普段売っていない事にも今まで気がつかなかったわけで、それならなんでこのアイス好きなんだっけ?と考えていたら「大阪で食べたホントのトルコアイスの事を思い出しました。

 

 

 

 それはおよそ10年前、私がまだ関西に居た頃の話。

 奈良から電車に乗って近鉄難波駅を出れば、そこはどっちに行っても楽しい事ばかりの素晴らしい場所。その日は道頓堀の周りに美味しいものを探しに行く事にしたらば、そこで出会ったのが件のトルコアイス(正式名称はドンドゥルマ

 

 

 当時何も知らなかった私は「外国人のお兄さんが、アイス売ってはるわ~」程度の認購入したのですが…

 

結果、思いっきりおちょくられました。

 

ま~じで何も知らなかったので流れるように宙を舞うコーンとアイスを目の前に、え?!ええ?!?!とパニックに。

 

 ただ、終わってみると「嫌な気持ち」というよりは、周りの人もお兄さんも笑顔だし、何よりアイス・コーンをさばく手際が本当にすごい!ので「ショーに参加した」みたいな感動が有りました。そんで折よく次のお客さんもいなかったので、アイスを食べながらお兄さんに色々と聞いてみると、

 

Q1「その技術はどういう風に習得を?」

A1「故郷にお師匠さんが居て、そこで修業をしたよ!」

 

Q2「それやと、兄弟弟子さんとかもいはるんですか?」

A2「いや、一人の師匠に一人の弟子がいる事が多いよ!」

 

Q3トルコアイス屋さんは、みんなこの技術を持ってるんです?」

A3トルコアイス売るならこれはやらないとね!」

 

Q4「勉強なりました!楽しかったし、美味しかったです~!」

A4「また来てね~!」

 

…との事。

 

「師匠から弟子に、脈々と受け継がれていく伝統文化」と思うと、ただの「伸びるアイス」という認識で止めておくのは実に惜しい、奥深い文化的な背景が有るもんなんだなぁと中学生の自分は感心したもんで、それから見かける度に購入し、おちょくられ、アイスを食べるのが習慣になりました。

 

 

 今この記事を書くために調べてみると「うっとおしい」とか「面倒」という意見も散見されますが、逆に「アイス一個のお値段」で「伝統的なパフォーマンスを見ることが出来る」と思うと確実にお得なのでは?!と思いますし、そもそもお兄さんの言っていた通り「ドンドゥルマを買う」という行為にはこのパフォーマンスがセットだ、という理解をしておくのが順当な気がします。

 

(そもそも時間が無いのなら、今はちょうどコンビニで「トルコアイス」が売っていますしね)

 

 

 こんな話をしていたら、久々に本物が食べたく&おちょくられてみたくなってきたので、また東京に行く用事が有るときにでも探して行ってみようと思います。

きっと東京で出会うドンドゥルマ屋さんは、大阪で出会った店員さんとは違うお師匠さんから学んだんでしょうから、記憶の中の物とはまた違ったパフォーマンスを見せてくれるんだろうなぁなんて、今から少し楽しみです。

 

 

 

 さて、それでは今回はここまで。

 本日もありがとうございました、皆さんまた明日。