ADHDあるあるの一つに「物を失くす」というのがありますが、
ちょうど昨日、手袋を失くしたのでその話。
昨日は就労訓練の日で、
「自宅」⇔自転車⇔「駅」⇔電車⇔「支援施設」
という経路で向かっていました。
日中で人も多いので電車内では携帯をじーっと見ていることが多いのですが
携帯を触るため電車内で手袋を片方外したところ、
降りるときにはなくなっていました。
人からのプレゼントだったので、目に見えて落ち込んでしまい、
午前のプログラム中に支援員さんに「大丈夫ですか？」と声を掛けられ、
30分ほど面談を持ってもらうことになった程でした。
面談の中で、
「みつかるといいんですけどね…」
「でも見つからなかった時の心の準備もしておかないと…」
「物を失くすこと自体は普通の人もないわけじゃないし…」
「ショックを受けること自体はしょうがなくてそれを仕事に出さない用に訓練を…」
等々色々お話しする中で、自分の中ではせっかちな事に、
「もう見つからない！悲しい！でもしょうがない！切り替えないと！」
というような結論に落ち着き、何とか訓練をこなしました。
そして、終わった後に同じブランドの同じ手袋が売ってないか…？と
百貨店を歩き回り、色々な店員さんに
「この手袋無いですか？無いですよね…？」と聞いた結果、
少しだけ、手袋のサイズや素材、ブランドに詳しくなりました。
（エリザベス女王が崩御された事で、今年は派手な色が少なめなんですって）
結局「帰り寒いの嫌やし！」という理由で、
ユニクロで2000円の手袋を買って帰りました。
その後で「一応手続きはしていくか！」と駅によって失くし物の申請をしたところ、
駅員さん「あ、それなら○○駅(自宅最寄り駅)で保管してるみたいですね」
失くし物を良くせいで、かえって、よく経験があるのですが
「もう見つからない！！」と思っていたものが、見つかった時って、
本当にうれしいんですよね、
駅員さんの前で「ホンマですか！？！？」と叫んだあげく、
大声でお礼を言いながら最寄り駅に戻りました。
その後、もちろん受け取るときも全力でお礼を言いながら帰路に就いたのですが、
冷静になって気づいたんです。
「手袋増えたな…」 って。
しかも、できるだけ近いデザインのがいいなと思い、
結構頑張って外見が似てるやつを探した結果、
見た目ほぼ同じ色違いの手袋が二組手元にある、なんて事になりました。
結果当分の間は、新しい手袋と、
無くなった2000円に思いをはせながら何が正解だったか考える羽目になりそうです。
「失くし物」と「せっかち」のコンボで2000円無駄遣い？した話でした。
それではまた。
