どうも、スリム侍です。
昨日東京に行けなかった理由の一つ「過集中」、何にそんな集中していたかと言えばタイトル通り「帽子作り」でございます。
先日届いた「スチームパンク東方研究2」に書いてある帽子の作り方を見て、作ろうと思い、材料は揃えてあった所に「会いませんか~」とのお誘いを頂き(自分の見た目自信ない勢の私は)作って被って会いに行こう!と朝まで根を詰めたわけですが…。
結果はこれまたタイトル通りの大失敗。しかも体調を崩し東京には行けず。
材料も資材も相当量失い完成せず、という散々な具合でしたが、せめて次に活かさないと本当に無駄になってしまうので、備忘録も兼ねてここで供養することにします。
はい、ではまず今回の失敗の残骸を見て頂く事にしましょうかね。
(なんか、写真撮ってみると見た目はそんなに悪くは…?)と思いかけましたが、目の前に有ると完全な張りぼて。以下反省点です。
★1:(特にてっぺんの)接着等、細部が雑で汚くなってしまった。
さっきの帽子を真上から見るとこう!
何でこうなったかと言えば…
1:帽子の構造に対する理解不足、そのせいで無理な接着をすることになった。
2:途中で接着剤が切れて近所で売ってたボンドを投入した。
3:単純に接着剤の扱いに慣れてなくて色んな所に引っ付いた。
他にもいっぱい出て来るけど、だいたいはこんな感じのはず…。
なので改善案としては、
1:他の帽子の型紙等参考に、構造をちゃんと勉強する。
2:作る物と接着面の広さから、ある程度必要な資材の量のあたりをつける。
3:慣れる。(もしくは他の方の作業風景等を拝見する)
とかでしょうか。やはり座学は大事ですねぇ…。
★2:そもそもパーツ同士のサイズが有っていない。
ああ、アップにすると細かい汚れが更に目立つ…。それも問題なんですが主題はそこじゃなくて、これは帽子の上部分(クラウンと言うらしい)と、つばの部分のパーツを合わせた所。どう足掻いても「つばの内側の円」と「クラウンの外周」が有ってないんですよね…。
理由はさっきの1-1「構造の理解不足」と、型紙づくりの際のミス。後はてっぺんを接着する際に無理に上側のサイズを合わせた為、円周が縮んでしまったのかもしれないなと思っています。
改善案は「しっかり製図をする事」と「作った図面通りに行程を進める事」。
図面通りに作れば完成する、という図面を引けるようになる事が当座の目標ですね。
★3:他にも諸々。
出せば出すほど出てくる出てくる反省点…。そもそも1日(正確には12時間)で作ろうと思ったのが間違いだったし、見切り発車はするべきではないとか、精密な工作を勢いでやるべきではないとかは、造形/革細工云々以前の反省点な気もします。
(でも勢いでやらなきゃ、君やらないじゃん…。と内なる自分の声が聞こえるのも事実なわけではありますが)
★最後に。
デザフェスからこっち、ありがたい事に先輩諸氏のお話を聞かせて頂いたり、作品を見せて頂いたりしているのですが「きちんとした製図の先には、約束された完成が有る」という最近伺った言葉が今回の事で身にしみました。
とりあえず今回の事で、感覚とか勢いでどうにかできる能力は現状自分にはない。という事が良く分かったのでおとなしく勉強・練習しようと思います。
とりあえず次は今作ってるこの子、
だいたいカプセルトイぐらいのサイズ?で、ちょうどいいのでこの子の帽子でも作ってみようかと思っています。資材も残り少ないですしね…。
また完成(ないし爆散)したらボチボチ上げていくのでその際は良ければ見てやってください。
それでは、今日も読んで頂きありがとうございました。
皆さん、また明日~。