どうも、スリム侍です。
私は寝起きの時とか思考が滞ってフリーズした時に「とりあえず自由に口に喋らせてみる」という癖があります。「何も考えずに会話形式で一人で声を出す」と言うと伝わりやすいかもしれません。
主に脳のエンジンをかけるのが目的なのですが、せっかくなので録音したり書き留めたりしています。最近の会話を見返すと珍しくちゃんと会話になっていたので、今日はそれを(少し加筆修正して)ブログにも上げておこうかなと思います。
これも癖で左右に首を振って落語形式で話しています。
特に話者に名前はついてないのですが「A・B」というのも味気ないので「★クロボシ」と「☆シロボシ」としておきますね。それではどうぞ。
-----1日目-----
★「ちょっと、ちょっとそこのあんさん」
☆「はいはい、どないしましたか」
★「突然ですけど、あんさんなんで生きてはるんです?」
☆「ホンマに突然ですな、どないしはったんです」
★「いやだって、生まれてからず~っと生きてはるんでしょ」
「そんだけ生きてはったら、なんかあるんとちゃいますの」
☆「は~ そういわれるとそうですねぇ」
「まぁそう聞かれたら、今まで死んでへんさかい、生きとるんでしょうねぇ」
★「そら死んではったら、生きてませんもんねぇ」
☆「そうでしょ?そういうことですわ」
★「はぁなるほど、お手数おかけしました」
☆「いえいえ、そいだらまた」
------2日目-----
★「もしもし、もしもし」
☆「ああ、また来はったんですか。今日はどないしはったんで?」
★「昨日、死んでへんから生きてはる、言うてはりましたけども」
☆「ええ、ええ、言いましたな」
★「そんなら死んでへん理由も教えてもらわな、納得いきませんわ」
☆「はぁなるほど。確かにそういわれると、そうかもしれませんわなぁ」
★「何ぞあらはるんでしょう、勿体ぶらんと教えてくださいな」
☆「ん~、そう聞かれると難しんですけれども…」
「じゃぁ、一旦私が死んでると思うてみて下さいな」
★「はぁ」
☆「そしたらこうして喋ってられると思います?」
★「いやぁ、そんなもん死んでたら喋れませんがな」
☆「じゃぁこうして喋っとるなら、生きとるっちゅう事になりますわな」
★「そりゃそうですなぁ」
☆「つまり、生きとったら喋れて、喋れてたら死んでへんと。そういう訳ですな」
★「はぁ」
☆「それをぎゅっとしたら、生きとるから死んでへんと。そうなりますわな」
★「お~ 確かにそうですわな」
☆「これが答えっちゅうことで、どうですかねぇ」
★「はぁ、ようよう分かりました。またお手数おかけしました」
☆「いえいえ、そいだらまた」
------終わり-----
改めて書き出してみると、こういう「悲観的な問い」をのらりくらりかわしながら生きているんだなぁ…というのが良く分かりますね。「クロボシ」は悲観的で「シロボシ」は楽観的、バランスをとりながら暮らしています。
また数日後、煙に巻かれたことに気がついて戻っては来るのですが、その時はその時で、かわせるならかわし、比較的建設的なことを言う様ならのんびり考える。余りにも暴走するようなら、それはお薬の出番。
日によっては「隣町に宇宙人が攻めてきましてな」とか「魔導書作り過ぎたんで貰ってもらえませんかね」とか、支離滅裂な言葉がぽんぽこ出てきて、それもそれで楽しいですし、声は出さないよりは出した方が気分も良くなるようです。この会話劇は定期的にチビチビと溜まっていくので、また投稿するかもしれません。
それでは、今回も読んで頂きありがとうございました。
そろそろ全国的に梅雨の様なので、体調にお気をつけて。
では、皆さんまた明日。